不幸なる人々は、さらに不幸な人々によって慰められる。
私たちは、気を付けないと、他人の不幸を喜ぶ傾向がある。
自分の不幸よりも他人の不幸の方が、酷いと何か安心するところがある。
あ~良かった。
下には下がいると。
私たち人間は、案外心の貧しい動物なのです。
しかし、この貧しい心も使いようによっては、役に立つ時がある。
それは、自分がどん底の状態で、他人の不幸がある種、慰めになる時です。
彼や彼女のこんなつらい状況よりも、自分の方がましだな。
このぐらいで、音を上げてどうするんだ!
世の中には、まだまだ酷いことがあるんだ。
このぐらいでへこたれてどうするんだ!
人間は、どうしても比較しながらしか、生きられないところがある。
そんな貧しい心の持ち主なのです。
出来れば、その貧しい心を自覚しながら生きていきたいものです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産