わしの今日あるのは、天の心というものです。
それなら、こちらも社会へ奉仕せにゃいかん道理です。
誠実というその字を見ろ。
言うことを成せという言葉なんだよ。
私たちは、ある日、突然、生まれてくる。
自分の意志で生まれてきたものは一人としていない。
生を受けてから、徐々に意識が生まれ、自分で生きているような格好になっているが、その実、心臓も何もかも、自分の意志で動くものは何もなく、生かされていると言って良い状態で、生きている。
いやいや身体の一部は、自分の意志で動いているのではないかと反論が来そうだが、最近の脳科学では、脳が、身体の一部に動く準備せよと命令し、その準備が出来てからしか、動かないらしい。「右腕を上げる準備が出来たから、上げても良いよ！」 と脳が体に働きかけるらしい。
自分の意志で腕を上げているかのようだが、実は違うらしい。
それでは、誰に生かされているのか。
それは、全くわからないが、人間も社会の一部だとすれば、社会に生かされていると考えても、世界に、自然界に、宇宙に、神に、生かされていると考えても、良いだろう。
だから、生かされていることに感謝し、生かされているということで、他者に、社会に、世界に、貢献をしようと考えても良いように思う。
人間は、他者とともに生きていく動物なのだから、お互いがお互いに貢献し合うことが重要なことです。
そして、それを誠実と言って良いのではないかと思う。
せっかく、生まれ落ちたんだ。
自分一人の命にするのはもったいない。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
