理由も分らずに押付けられたものを大人しく受取って、理由も分らずに生きていくのが、我々生きもののさだめです。
人間観、社会観、世界観、「観」を私たちは、鍛えることです。
人間は、理由もなく生まれ、理由もなく誰かの子どもとして育てられ、そして、理由もなく大人になっていく。
それこそが人間の人生なんだと、人生を納得する。
まさに「人生観」です。
「押し付けられたものを大人しく受取って」こそ、実は自分の人生を生きられるのだが、それが人間は中々できない。
押し付けられたものに対して抵抗をしながら、必死に自分に拘って生きようともがくが、結局どこかの地点で、押し付けられたものを自分の人生だと受け入れた時、本当の自分の人生がスタートするのです。
人間を、人生を、社会を、世界を、どう受け入れるかが、「観」です。
その「観」をしっかり磨こう。
「観」こそ、私たちの人生を豊かにしてくれる納得の仕方なのです。 ☆(T.Koga)長崎市の三山不動産