声の調子や目つきや姿のうちにも、取捨選択したことばに劣らない雄弁がある。
私たちは、存在するだけで、何かを意味する。
どういう姿なのかで、何かが相手に伝わってしまう。
どういう風に立っているのか、どういう風に聞いているのか、どういう風に動いているのか、自分の態度が、色々と相手に伝わってしまうのです。
それは言葉以上の力をもって伝わっていく。
目で見るほうが耳で聞く方よりも、情報量が多いからです。
そして言葉は嘘をつくことが出来るからです。
しかし他人の態度は、そうではない。
相手の顔つきを見れば、その相手の人格が何となくわかるように、相手の立ち居振る舞いを見れば、相手がどんなことを思い、考えているかがわかってしまうのです。
目は口ほどにものを言うというけれど、まさに身体的な表情には、隠しているものまで伝わってしまう力がある。
私たちは、そのことを意識して、自分を見つめ直すことです。
見られている存在として。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産