今、NHKで「西郷隆盛」が主人公のドラマが放映されております。
彼は「天は人も我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心をもって人を愛するなり。」の言葉を残してます。
「敬天愛人」は、西郷どんのキャッチフレーズですが、この言葉は、その一節です。
私たちは、自分自身を愛するように他人も愛すること、それが人間の道だと西郷どんは
言うのです。
もし、私たちが、自分を愛するように他人を愛せたら、どんなに世界は、平和になっているだろうか。
自分と他人の価値観の違いが、お互いを分け隔て、そして、憎悪を募らせ、最終的には、訣別してしまう、そんな関係の中で、その価値観の
違いを超えて、天は、自分も他人も同じように愛してくれるのだから、それと同じように他人を愛しなさいと言っても凡人にはなかなか出来ない話です。
しかし、天のように考えることが私たちに出来れば、もしかすると自分と同じように他人も愛せるかもしれない。
それは、お互いの価値観を客観的に見るように努力することから始まることです。
天は、自分の価値観をもって、見ているわけではないのです。
だからこそ、誰かれなく好き嫌いの判断なく愛することが出来る。
ここがポイントです。
自分や他人の価値観から自由になって他人を見る時、自分と同じように愛せるかもしれない。☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産