苦痛はすべての思想よりも深い。
笑いはすべての苦痛よりも尊い。
人間は自分の苦痛と向き合う時、より良い人間になれる。
苦痛は思想よりも深いというのは、苦痛が肉体的にも精神的にも影響を及ぼすからです。
身体性に働きかける苦痛は、頭に働きかける思想よりも、圧倒的に自分の中に入り込んでくるものです。
そして私たちは、自分の苦痛と向き合う中で、より良く自分と他者を知ることになるのです。
しかし苦痛だけでは、私たちは、前に進んでいくことが出来ない。
一時の余裕がなければ、何もかもが嫌になってしまう。
だから笑いが苦痛よりも尊いのです。
苦痛と向き合うためのエネルギーが笑いなのです。
だから苦痛も笑いも共に、私たちには必要なものです。
苦痛と笑いがあって初めて、思想が役に立つのです。
苦痛から逃げず、笑いをバカにせず、私たちは真摯に生きていくことです。 ☆(T.Koga)長崎市の三山不動産