若いときに、にがい水を飲まなかったやつは、ひだちが悪い。
私は「苦労」を、お山の「先生」だと思っています。
人間「苦労」にしこまれないと、すぐいい気になってしまう。
人間が、成長するとはどういうことだろうか。
人間の成長とは、その個人がどういう状態になっていくことを言うのだろうか。
人間が成長するとは、「苦い水」をしっかり飲めるようになるということです。
苦労をしっかり受け止めて、その苦労を乗り越えて、次の苦労を素直に受け入れる準備が出来ていくことを成長と言うのです。
苦労を乗り越えてきた人間は、現実を甘く見ない。
それどころか、謙虚に現実に対峙するようになる。
だから、すぐにいい気にならないものです。
ちょっとやそっとの成功に有頂天にならないようになる。
これが、人間の成長なのです。
まだまだ自分には手に負えないことが一杯あると思える、自己認知。
これが、成長の証です。
苦労は自分を、客観的にしてくれるものです。
苦労を重ねて進んでいく時に、人間は、成長と言うご褒美にありつけるのです。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
