苦しみを恐れる者は、その恐怖だけですでに苦しんでいる。
自分のことしか考えていない人は、結果的に自分自身を苦しめてしまう。
苦しくならないように、自分を守ろうとする人は、結果的に自分自身を苦しめてしまう。
それは、苦しみの元を見つめることなしに、逃げてしまうからです。
いつまでたっても苦しみから逃げ続けることになって、一向に自分自身を強くはさせないからです。
私たちは、自分を守ろうと思ったら、傷つくことや苦しいこと、嫌なことから逃げないことです。
傷つくこと、苦しいこと、嫌なことを見ないように、経験しないようにしても、結局は、必ずまたそれらが襲ってくる。
だとすれば、逃げて、自分を弱いままにしておかないで、立ち向かって、自分自身を強くすることです。
苦しいと思う心の弱さと真正面から向き合って、乗り越えていくことです。
自分を守るとは、自分を強くすることです。
そのためには、開かれた心にすることです。
貝のような自閉した心では、自分を守ることが出来ない。
傷ついて、苦しんで、悲しんで、そして、それを心に刻んで、はじめて心は強くなっていくのです。 ☆(T.Koga)長崎市の三山不動産