そうあるべきことは、やがてそうなっていくだろう。
歴史の必然性というけれど、それは、実は、私たちの後付けからの発想です。
もし、歴史の必然性があるというのなら、未来に起こることの大半は、予測が付きそうなものです。
しかし、そんなことは、なかなか人間には出来ない。
だから、後になって、過去に起こったことを整理し、起こってしまったこととして、必然というストーリーを組み立てるのです。
だから、起こるべくして起こったことと結論し、納得するのです。
しかし、そういう歴史の必然が全くの架空の話、または虚構かと言えば、そうではないような気もする。
結局、そうあるべきことが起こったのかもしれないな、と納得できるからです。
それでは、私たちは、歴史をどう捉えればよいのか。
自分がやった結果として捉えるしかない。
やるべきことをやった結果として歴史を捉えられるように生きるしかないのです。
それが、自分の人生を全うすることにつながるからです。
そうなるべくしてそうなったと言える人生にすることです。 ☆(Koga)