「名刺で仕事をするな」というのは、今からちょうど85年前の昭和10年ころ、いわれた言葉である。
人間は、肩書で生きているわけではないし、肩書で仕事をしているわけではない。
人間は、その人の本来持っている力で生きているし、仕事をしているのです。
だからこそ、本当に力のある人間は、どんなポジションでもしっかりと業績が上げられるのです。
私たちは、楽に生きたいから、往々にして肩書や地位を振りかざしてしまう。
この俺が言っているんだから、何とかしろよ、と言わんばかりに、振る舞ってしまう時がある。
虎の威を借りる狐のように、肩書を振りかざしてしまう。
これでは、本当に力をつけることは出来ない。
なにせ、自分本来の力を現実に出していないからです。
私たちは、最後には、自分が本来持っているもので勝負をしていかなくてはならない。
いつまでも肩書だけで勝負は出来ない。
それは、その肩書が剥奪されてしまうからです。
本来の自分の力だけが残るのです。
だとすれば、本来の力を高めるように、生きていくことです。
肩書に頼らずに。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産