歴史はいつでも敗者に背を向けて、勝者を正しいものとするものだ、ということを忘れてはならない。
私たちが知っている歴史は、大概は、一時代に活躍した人間の物語です。
いわゆる勝者の歴史です。
しかし、勝者がいれば、敗者もいるわけで、勝者と敗者のどちらもが、歴史を創ってきたわけで、どちらか一方の知識は、本当は、正確な歴史への理解ではなく、何も知らないのと同様のものかもしれない。
だから、私たちが何かを認識する時には、必ず見えるもののほかに、見えないものまで想像する必要があるはずです。
見えるものから見えないものを想像し、両極をイメージしてこそ、認識が成立するのではないか。
目に見えるものだけでは不十分です。
目に見えないものまで見ようとしよう。
そうしないと、時代や社会に騙されることになってしまうかもしれない。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産