人間の目的は生まれた本人が、本人自身のためにつくったものでなければならない。
生きる目的は何だろう。
そう問う人が多いが、人間も動物だから、生きる目的は、生きること以外にはないのだが、それでも、人間は生きる目的を気にする。
どうしても、自分が生まれた意味を持ちたいのです。
そうすれば、ある程度安心して生きていけるからです。
それでは、百歩譲って、人間の生きる目的を考えてみる。
しかし、この問いに条件を付けなければ、答えることは出来ない。
なぜならば、人間一般の生きる意味は、どうしても生きること以外には、ないからです。
なぜならば、人間の思いの中身や不安の中身や意志のあり方は、人によって違うから、それを一般化しても、それこそ意味がない。
だから、限定した問いにしなければダメなのです。
つまり、自分の生きる意味は何か。
そう具体的に問わない限り、答えは出てこない。
そして、自分自身がその答えを作っていくことです。
他人から与えられることも出来ないし、他人が決めることもできない。
自分自身で、生きる目的を創っていくことです。
だから、いつも答えは生成することになる。
揺れ動いていくことになる。
しかし、それで良いのだ。いや、それしかないのです。
生きる目的は、死ぬまで変化し続けていく。
自分自身が生きていく中で常に変化していくものこそ、生きる目的です。
自分の生きる目的は自分で創っているのだから。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産