いのちが一番大切だと思っていたころ、生きるのが苦しかった。
いのちより大切なものがあると知った日、生きているのが嬉しかった。
私たち人間は、生きているだけでは満足しない。
しかし、命の他に何を縁にして生きていくのかは、中々わからない。
何のために生きているのか、どうしても決めかねてしまう。
だから悶々として、あれこれ迷う。
何をやっても意味がないのではないかと迷うのです。
しかし生きる目的が定まれば、生きていくことに喜びが出てくる。
命と生きる目的が一致するからです。
命が手段になって、生きていくことが目的に近づく行為として自分に現れるからです。
私たちは、生きることの他に、何か目的を定めよう。
自分という生は、この目的のためにあるのだと自分で定めよう。
他人が自分の目的を決めてくれるわけではない。
自分が思い定めることです。
自分の命なのだから。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産