人間は自分が幸福であるということを知らないから不幸なのである。
人間の幸福とは何か。
その答えは、いたってシンプルです。
人間だって動物なのです。
だとすれば、まずは、動物の幸福な状態と同じということです。
つまり、動物の幸福とは、生きているということです。
ここを無視して、幸福を語るわけにはいかない。
しかし、人間は、動物よりも上だと思っているから、生きているだけでは、幸福ではないと思ってしまう。
まさに、幸福であることを知ろうとしないようになっている。
ここが大きなポイントなのです。
動物と同じでは、何かまずいと思い込んでいるのです。
しかし、人間は、どこまで行っても動物なのです。
どうしたって、生きている以外には、幸福の条件はないのです。
それでは、生きていれば、それだけで幸福なのか。
どんな状態でも生きていれば良いのか。
そんな疑問が出てきてしまう。
その疑問には、こう答えよう。
自分が生きることに一生懸命ならば、OKだと。
自分が生きていることを実感できるのであれば、幸福なのです。
生きている事実から考えてみることです。 ☆(Koga)