私と狂人の違いは一つしかない。
狂人は自分が正気だと思っている。
私は自分が狂っていると自覚している。
私は、狂気を持った正常な人間だ。
しかし、狂人は、正気をもった異常な人間です。
その境目は、自分自身をどう見られるかによる。
人間が人間たる由縁は、自分のことを第三者の目で見られるということです。
それが出来ないようでは、人間ではない。
つまり、正常の世界を超えて、向こう側に行ってしまっているのです。
私たちに重要なことは、自分自身をどう見るかということです。
今、自分はどう振る舞っているのかと、他人の目で自分を振り返ることが出来るかどうかです。
この視点を持つこと、それも意識的に持つこと、それが、大切なことなのです。
狂人を演じるか、それとも狂人になってしまうのかは、この第三者の目を持っているかどうかなのです。
だから、私は、自分自身が狂っていると自覚できるのです。
狂気を演じるがゆえに、狂気が自覚できるのです。
いかに意識的かということです。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産