流行は人々が嘲笑しながらも、服従する専制君主です。
流行に疎い私は、流行を追いかけないと昔誓ったことがある。
それは、私が今流行っているなとわかった時には、その流行っているもののピークは過ぎ、次の流行ものに世間は動いているからです。
「なんだよ。折角流行だと思って、買ってみたのに」と思ったからです。
だから、流行に乗り遅れまいとはもう思わないが、世の人たちの中には、流行だからと言って、自分では気にいらないものも身につけていたりする。
私もそんなところがあった。
流行に乗るということは、自分ではなくて世の流れに従うということだからです。
流行に乗ろうが乗るまいが、それは、どうでも良いことです。
それよりも、その流行が何を意味しているのかを、知っておくのが良い。
世の中は、どんな方向へと流れていくのだろうと知っておいた方が良い。
そういう意味で、流行は、時代の専制君主なのです。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産