たとえ正義の動きは緩慢なりとも、邪悪者を打破するは必至なり。
テレビドラマでは、必ず正義が勝つ。
しかし、その勝ち方にパターンがある。
すんなりと勝つことはないのだ。
例えば、ドラマの中では、正義が、最初は負け、中盤は苦労をし、そして、最後は、ギリギリのところで、悪者に勝つ、そんなパターンが多い。
苦労はするが、結局は正義が勝つのです。
しかし、それは、ドラマだけのことではない。
現実もほとんど、正義は、いつも最後に勝つ。
それは、正義が発揮されるのが、悪を発揮するよりもいつも後だからです。
悪が世界を支配しようとするから、正義が立ち上がるのです。
だから、いつも正義は、事後的にやってくるのです。
正義は、必ず後で勝つ。
どんな状況でもいつかは必ず勝つ。
そういう法則とでも言えるものが、現実の世界にはあるのです。
しかし、それは、客観的な事実ではない。
主観的な事実なのです。
そのことを忘れてはいけない。正義も悪も主観的だからです。 ☆(Koga)