船に乗っても、もう波が出やしないか、嵐になりゃしないか、それとも、この船が沈没しやしないかと、船のことばかり考えていたら、船旅の愉快さは何もなかろうじゃないか。
人生もまたしかりだよ。
私たちは、心配性のところがある。
もし、何かが起これば、この生活はどうなってしまうのだろう？ とか、もし、今勤めている会社が倒産でもしたら、この自分はどうなってしまうのだろう？ とか。
なんだか知らないが、抽象的な心配をしてしまう。
事実に基づいた心配以上に、何となく、目には見えないが、雰囲気や昨日見たドラマに影響されて、ぼんやりとした不安を感じてしまう。
どうせなら、生きていること自体が、死と隣り合わせなのです。
そっちの方に不安を感じ、今を精一杯生きるようにした方が良い。
生きている以上、必ず死はやってくるし、付き纏っている。
だから、死ぬ前に、精一杯生きることです。
不安を感じるなというよりも、不安以上に、生きることに神経を使った方が良い。
楽しく生きているのかどうか、気にした方が良い。
そのために、精一杯生きることに徹することです。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
