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春分の日 20.Mar.2017

春分の日とは、春彼岸の中日(ちゅうにち)にあたり国民の祝日にも定められています。
春分の日は、明治11年、太政官布告23号で定められた春季皇霊祭(しゅんきこうりょうさい)という祭日が始まりです。
春季皇霊祭とは、毎年春分日に行われる歴代の天皇・皇后・皇親の霊を祭る儀式をいい宮内庁が公開している皇室の「主要祭儀一覧」には「春分の日に皇霊殿で行われるご先祖まつり」と記されています。
時が経ち、昭和23年7月20日に現在施行している「国民の祝日に関する法律」が制定されます。
この法律をもって、旧制の祭日であった春季皇霊祭は廃止となり「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として、春分の日という祝日に改められました。
春分の日の頃は、厳しい冬を耐えてきた生き物が、前向きにやる気に満ち溢れると共に草木が芽吹き春の訪れを感じる時期でもあります。
春分の日の決め方は、国立天文台が、毎年2月の第一平日に発行する官報での公表をもって、翌年の春分の日が定められます。
春分の日は、国民の祝日とは違い、あらかじめ月日が定められてはいません。
内閣府が公開している「国民の祝日に関する法律」でも春分の日は「春分日」と記載され、月日は伏せられています。
春分の日は、3月20日だったり21日だったりと毎年同じではありません。
なぜ一定の日ではないのか?というと「うるう年」と同じような原理が働いているからです。
春分の日は、地球の赤道を天に延長したものが、黄道(太陽の通り道)と交わる春分点を、太陽が通り過ぎる時間を含む日を指しています。
地球の公転は、365日と約6時間かかる為、毎年、春分点を太陽が通り過ぎる時間がずれていきます。
このことが原因で、春分の日は必ず同じ日にはならないのです。 ☆(Koga)