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日航機墜落事故 12.Aug.2022

520人が犠牲になった1985年の日本航空のジャンボ機墜落事故から、8月12日で37年になる。単独機としては、航空史上最悪の犠牲者数となった事故。あの日、何が起きたのか。
日本航空123便(ボーイング式747SR-100型JA8119)が、東京・羽田空港から大阪・伊丹空港に向かって離陸した。
伊豆半島南部の東岸上空に差し掛かる直前の午後6時25分ごろ、「ドーン」という音とともに機体に異常事態が発生し、操縦不能になった。同56分、群馬県多野郡上野村山中(通称・御巣鷹の尾根)に墜落した。
機内には、乗客509人と乗組員15人の計524人が搭乗していた。
うち乳児12人を含む520人(乗客505人、乗組員15人)が死亡、乗客4人が重傷を負った。
一家全員が亡くなったのは22世帯に上る。
日没を迎えたため墜落地点の特定に手間取り、場所がはっきり特定されたのは翌13日になってからだった。
犠牲者の中には、歌手の坂本九さん、阪神タイガース球団社長の中埜肇さん、ハウス食品工業社長の浦上郁夫さん、元宝塚歌劇団の娘役の北原遥子さんといった著名人もいた。
問題は事故の原因です。
当時の運輸省航空事故調査委員会は結論として、次のように述べています。
報告書はもっと詳細なものですが、重要な部分のみ書きます。
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機体後部の圧力隔壁の破壊による機内与圧空気の急激な噴流により、垂直尾翼を噴き飛ばし、JAL123便は操縦不能となり、御巣鷹山に墜落したものである
――運輸省航空事故調査委員会の報告書より
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 大きな疑問点は、次の3つがあります。
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  1.圧力隔壁は何によって破壊されたか
  2.機内急減圧が本当に起きているのか
  3.墜落場所がなぜ御巣鷹山になったか
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 事故調査委員会は、機体後部の圧力隔壁が破壊された原因について、「疲労亀裂の進展で残留強度が著しく低下したため」としています。JAL123便は、垂直尾翼が3分の2も損傷しているのです。
航空機の垂直尾翼は非常に頑丈なものであり、簡単に破損するものではないのです。
機内与圧空気の急激な噴流などで壊れるものかどうかは疑問です。
事故調査委員会は機内与圧空気の急激な噴流が尾翼破壊の原因という説を正当化するために、圧力隔壁の破壊を後からつけたのではないでしょうか。
もし、与圧空気の噴流が頑丈な垂直尾翼を吹き飛ばすほど強いものであったなら、機内にはその空気抜けによる急減圧が起きているはずなのです。
何しろ高度24000フィート(7200メートル)で起こったことなのですから、機内の人たちは大変なことになっていたはずです。
しかし、生存者の証言を調べても、そのような急減圧は起きているフシはないのです。
事故調査委員会も急減圧の起きていないことは一応認めており、これを解明できない未解決事項としているのです。
垂直尾翼が破壊された原因を常識的に考えると、何らかの飛行物体が尾翼にぶつかったのではないかということになります。
疲労亀裂で圧力隔壁に穴が開き、内部の空気の墳流によって尾翼を飛ばしたという説明はかなり苦しいのではないでしょうか。
そして、3つ目の疑問は、なぜ航路から大きく外れた御巣鷹山に墜落したのでしょうか。
途中で操縦不能になり、ダッチロールによって御巣鷹山まで行ってしまったという説を信じている人は多いのですが、御巣鷹山に行く必然性がないのです。
このように、事故から17年を経過しても、なお不明なことがあまりにも多いのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産