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新年 1.Jan.2020

新しい年の最初の日、つまりは11日を表す言葉として「元日」や「元旦」があります。
また、新年のお祝いという意味で使われる「正月」ですが、この三つはよく混同して使われますが、実はそれぞれの意味は違っています。
せっかく日本人として生まれてきたのなら、この三つの言葉の違いを理解し、正しく使いましょう。
と言うわけで「正月」「元旦」「元日」の違いについて調べてみましょう。
この機会に是非、新年を迎える前にしっかりとこの三つについて知って戴けたらと思います。
そもそも、「正月」というのはいつからいつまでを言うのでしょうか。
一般的な認識として、三が日という言葉の通り11日から3日までを正月だと思っている方も少なくないようですが、本来は正月とは1月の別名である事から11日から31日までを指すとされています。
しかし現代では、先程の三が日もしくは松の内(門松やお正月飾りを飾っている期間)を正月としている説や、元々松の内が115日までだった事から115日とする説や120日説など諸説あり、地域によってばらばらというのが現状のようです。
「元日」は年の一番最初の日を指し、11日の事を言います。

では、同意語として使われる事も多い「元旦」の意味はどうなのでしょうか。
「元旦」の「旦」は始まりを意味する字であり、元は一日の始まりを表すとされる言葉です。
一日の始まりとはすなわち朝であり、したがって元旦とは元日の朝の事を指します。
また、旦の字をよくご覧頂くと日に一と書きますよね。
旦の下線は地平線を表し、上の日は太陽を表している事から地平線の上に太陽が昇る様子を字に興したとされています。
旦という字はまさに日の出を表した文字なのです。
この事から、元旦の意味は一年の始まりの朝と言われています。
元日とは11日を指し、元旦とは1月1日の夜明けもしくは日の出を指す事から、「元旦の朝」という表記には誤りがあります。
元日は日付を表していますが、元旦は時間を表すものと覚えておくのがよいでしょう。
とは言え現在では、元旦も元日と同じように11日を表す言葉として使用されている場合も多いようです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産