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教育政策  15.Oct.2019

お金持ちを貧乏にしても、貧乏な人はお金持ちになりません。
私たちの社会は、どんどん貧富の差が大きくなっている。
一億総中流社会と言われていた時代は、当の昔に過ぎ去って、今や社会階層すら5段階になってしまった。
ちなみにその5段階とは、資本家、旧中間階層(小売り業、自作農家等)、新中間階層(大企業の管理職等)、労働者、そして、2000年以降出現したアンダークラス(非正規雇用者等)です。
斜陽国家と呼ばれたイギリスの鉄の女サッチャー女史のものだが、貧富の差が大きくなれば当然、持てる人間のことを持てない人間は、羨望の眼差しで眺め、そして恨み、そして憎しむようになる。
だから、犯罪が多くなり、社会自体が殺伐としていく。

発展途上国だけの問題ではない。

先進国で言えば、アメリカ、フランス、ドイツなども、そういう様相を呈している。
そういう時に、大切なのは片方を低めるよりも、全体的に何かをすることです。
再分配をするために、持てない人間に持ってもらえるような機会を与えることです。
そのために、しっかりとした教育をすることなのです。
格差を生むような教育政策では意味がない。
日本の昨今の教育政策は、子どもたちの全体を底上げするよりは、出来る子どもは更に出来るように、出来ない子どもは、更に出来ないようにする取り組みのように思える。
これでは、格差はどんどん広がるだけです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産