船荷のない船は不安定でまっすぐ進まない。
一定量の心配や苦痛、苦労は、いつも、だれにも必要である。
私たちは、何かを抱えながら、人生を生きている。
その抱えたものがどういう重みをもつかは、抱えた人それぞれで違うが、何かを抱えながら生きていることに変わりはない。
その抱えたものが、時には重すぎ、時には邪魔過ぎて、辟易することもあるが、その抱えたものがないと逆に不安になることもある。
また、有頂天になれば、人生は必ず失敗するから、何か問題を抱えていることが、人生には必要なのかもしれない。
私たちは、抱えた荷物に、感謝しても良いかもしれない。
ここまでやってこられたのだから。
ふらふらしながらも、荷物を下ろすことなく、生きてこられたことに感謝しよう。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産