喜びと悲しみは人間の定めなのです。
このことを正しく知ったとき、私たちはこの世を無事に進んでいける。
生きていれば、当然、悲しいことも嬉しいこともある。
悲しいことが永遠と続くようなことはないし、嬉しいことが死ぬまで続くこともない。
私たちは、この単純な事実を上手く把握できない時がある。
それは、悲しみが生まれる時、嬉しさが絶頂の時、このような時に、私たちは、この事実を忘れてしまうのです。
悲しみからは逃れられないと思い、嬉しいこの瞬間が一生続くように願ってしまう。
そして、嬉しさは悲しみに、悲しみは、心のしこりになって残ってしまうのです。
私たちは、同じ一日が365回やってきて、1年が終わると思ってしまっていないだろうか。
全く違う一日が365回やってきて、1年が終わるのです。
この事実をしっかり受け止めることです。
悲しみも嬉しさも自分について回るのが、私たちの人生なのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産