今日の最悪の病気はハンセン病でも結核でもなく、自分は不必要な存在だという思いである。
人間は、心の居場所がない限り、安心して生きてはいけない。
心の居場所とは、自分の存在を認めてくれる人間が居る場所のことです。
「私にとってあなたは大切な存在なんですよ」と誰かが思ってくれている空間が、心の居場所です。
人間にとって、いてもいなくてもよいと言われるのは、大変辛いことです。
もしかすると、私はこの場では、不必要な存在かもしれないと思った時から、その場が自分にとっての地獄になる。
自分がどう振る舞えばよいかを分からなくなるだけではなく、自分が何をしても認めてくれないと思うようになるからです。
いることが辛くなるのです。
だから、私たちは、自分の存在を認めてくれる場所を探すのです。
自分を必要としてくれる場所を探すのです。
でも、安心してほしい。
誰でもがそんな不安を抱えながら、結局は、今いる場所が自分を必要としてくれているのです。
病は気からとはそういうことです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産