心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことです。
かんじんなことは、目に見えないんです。
私たちの理解の仕方は、徐々に変化していくものです。
小さな時や未熟な時は、いつも目の前のこと、今まさに聞いたこと、目に映る現象や耳に入る単語や文章をそのまま理解しようとしてしまう。
歳をとり、成熟度が増してくると、目の前のことを成立させている、その前のことから今を考えて、理解しようとする。
今まさに聞いたことを、その前に言われたことと総合して理解しようとする。
本当のところは、目には見えない、耳には聞こえない、そういうところから物事を理解しようとするのです。
私たちの理解は、いつも、その前の文脈やその後の文脈を意識しながら行われることが大切なのです。
全ては、どこかの文脈に置かれた現象や単語なのです。
それを無視して、理解しようとしても、正確ではない。
本当に大切なことは、今見ているものを支えている見えない前提なのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産