いずかたをも捨てじと心にとり持ちては、一事もなるべからず。
人間には、持てる量が決まっている。
どんなに大きな人間でも自分の身体のサイズを大幅に超えたものは、持てはしない。
お金でも同じことです。
何十億、何千億、何兆円も貯金していたとしても、その全てを使い切るなんてことは無理です。
それも意味のある使い方をして使い切るのは。
だから、私たちは、色々なものを所有するという誘惑に打ち克って、大切なものだけを追い求めることです。
何かを捨てない限り、大切な何かは手には入らない。
あれもこれもと欲をかいては、全てが無駄になってしまうだけです。
持てる量を超えてもてば、全てを失って初めからやり直す羽目になるからです。
自分にとって大切なものは何なのか。
まずは、そのことを確定しよう。
そして、その大切にしたいものを手に入れるために、捨てるものを決定しよう。
そうして、大切なものを持つことです。
自分にとって大切なものはそれほど多くはないのだから。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産