世間に存在する悪は、大半がつねに無知に由来するもので、明識がなければ、善い意志も悪意と同じほどの多くの被害を与えることもありうる。
一方的な思い込みほど怖いものはない。
特に、他人に対する善意の押し売りほど、怖いものはない。
なぜならば、それを批判できないからです。
それを受け止める相手が、迷惑だと感じていても、善意だと表面上わかっているものは、拒否がなかなか出来ない。
そして、周りの人もそれをやめさせることは出来ない。
善意なのだから。
しかし、私たちは、善意を無防備に受け入れれば、どうなるかを本能的に知っている。
自分がみじめになるか、周りから可哀そうな存在として理解されてしまうのです。
小さなことなら、それでも良いだろうが、大きなことなら、なおのこと善意が、相手を傷つけるのです。
善意であろうが、配慮をしていこう。
善意だから行うのではない。
相手にとって良いことだから行うのです。
今は手を差し伸べても良い時かどうか、ちょっと考えて、相手の役に立つことです。
自分の思いよりも相手の状況が優先されるだろうし、相手の思いが優先される。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産