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善と悪 5.Jul.2025

一つのものにとってのあらゆる善は、必然的に他のものにとっての悪であり、一階級のあらゆる解放は、他の階級にとっての新しい圧迫である。
私たちの世界には、作用と反作用がある。
光と影がある。
プラスとマイナスがある。
いつもこのことを私たちは、忘れるべきではない。
善と悪も必ず相対的にやってくる。
エンゲルスが、言うように、「一階級の開放は、他の階級の新しい圧迫」 を生む。
一つの善を実現したら、その反作用として、他の一つの善が薄くなってしまうということです。
簡単に言えば、制限が解除された結果、今まで制限を受けなかったところが制限を受けるようになるということです。
最近の社会は、平等と自由と権利を色々なところに与えるから、その分、どこかが制限されていくのだが、そのことに無頓着でいると、大きな問題になる。
その一つが、性差別の問題です。
そして、パワハラの問題です。
さらに、色々な「〇〇ハラ」の問題です。
問題発言が意識の問題だと大きく指摘されるが、そこまで重要視されるべき問題発言は、それほど多いわけではない。
しかし、兎に角、大きくしてしまう風潮がある。
善の実現が、どんどん人間関係を小さくしていってしまうような状況になりかねない。
善を実現することが悪いことだと言っているのではない。
バランスを欠いた善の実現は、結局、独善的になってしまうということです。
善と悪、作用と反作用の関係を私たちは、忘れないようにすることです。
そのために、客観的に事態を見ることだ。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産