苦しみを恐れる者は、その恐怖だけですでに苦しんでいる。
人間は、生きている限り、必然的に傷つくし、苦しむし、不愉快になるし、病気になる。
マイナスのことが必然なら、プラスのことも必然に起こる。
嬉しいことだけ、楽しいことだけを望んで生きていくことなど、無理だし、そんなこと望んでしまえば、否が応でもその逆のことがバンバン起こっていくものです。
皮肉にも。
ということは、嫌なこと、自分の望まないことを避けて通ろうとしてもダメだということなのです。
苦しみを避けようとしても、恐怖に怖気づいても、傷つかないように生きようとしても、結局は、そうなってしまうものです。
だから、自然体で、苦しいことがあれば、苦しむことだし、悲しいことがあれば、悲しむことです。
雨が降れば雨に濡れるように、起こってしまうことに一喜一憂することはない。
避けようと思っても無駄なのだから、なるようになって、それを受け入れるだけです。
自然体で、生きていくことです。
勇気のいることだけど、その方が人生を楽にしてくれるはずです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産