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兵庫・尼崎市:長崎屋尼崎店放火事件 18.Mar.2024

尼崎市のスーパー「長崎屋尼崎店」で1990年3月、死者15人、負傷者6人を出した火災で、出火原因とみられる放火容疑事件は、発生から丸15年の2005年3月18日、公訴時効を迎えた。
兵庫県警尼崎中央署捜査本部は不審者の似顔絵を公開するなど捜査を続けてきたが、犯人の割り出しには至らず、現住建造物等放火の疑いで容疑者不祥のまま事件を書類送検。
捜査は事実上、終結しており、時効が成立した。
火災は1990年3月18日午後0時半ごろに発生。
同店4階の寝具売り場から出火、5階で子どもを含む客と従業員の計15人が煙を吸い一酸化炭素中毒で死亡し、6人が重軽傷を負った。
現場に火の気がなかったことなどから、県警は放火事件とみて捜査本部を設置。
火元を寝具売り場につるしていた商品のカーテンと断定し、延べ約8万5千人の捜査員を投入し、捜査を続けてきた。
火災発生から約2カ月後には、店内外での目撃証言などから不審な男6人の似顔絵を公開。
捜査対象者は約1900人に上ったが、客や業者らが出入りする白昼のスーパーでの犯行のため、不審人物の特定が困難な上、犯人像、動機解明につながる遺留品、情報も乏しく捜査は難航していた。
阪神・淡路大震災後の1996年11月を最後に捜査本部に寄せられる情報も途絶えた。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産