われわれ人間はわかり合えない存在だからこそ、信じるしかないのです。
私たちは、コミュニケーションを通して、お互いを理解し合おうとしているが、最終的には、完全な理解の一致は、ありえない。
それは、お互いが、個的存在だからです。
完全な理解の一致が出来るなら、人間は、個的存在から集合的存在になっていくはずです。
しかし、そんなことはあり得ない。
完全には理解し合えない存在だからこそ、私たちは、ある地点で、命がけの飛躍をして、他者を信じるしかなくなるのです。
信じなければ、その先の関係が結べないからです。
信じ合うことを通してしか、人間関係は強固にはならない。
そのために、相互理解のコミュニケーションを取り続けることなのです。
私たちは、他人を信じることが出来る地点まで、理解しようと努力しよう。
裏切られるかもしれない。
しかし、信じないことには先には進めない。
この勇気をもって、他人と向き合うことなのです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産