今日善い行いをしても、次の日には忘れられるでしょう。
それでも善を行い続けましょう。
私たちは、目の前の事実によって生きている。
目の前に起こるすべてのことに対処しながら、生を全うする。
しかし、人間は、それだけではない。
目の前の延長としての未来に向けても生きている。
だから、私たちは、今生きているという存在証明がどうしても必要なのです。
今生きていることが、未来に何かしらの影響を与えるとか、何かしらの痕跡を残すことを求めるのです。
だから私たちは、他人が見ているところで、活躍をしようとする。
他人が見ていないところでは、何をやっても未来に残らないとさえ思ってしまう。
しかし、そんな姑息な気持ちでしか今を生きようとしなければ、結局は、何も残らない。
この今に全精神を集中しない限り、今の延長の未来には、何も残らないのです。
だから誰の記憶に残らなくても、善行を行うことです。
自分の未来のためにと、思うことなく、今やるべきだからやると決めて善行を行うことです。
打算的な見返りを意識することなく、善行を行おう。
それこそが、今を生きているということです。
今を生きられない人間に未来を思いいまお悩む資格はないのだから。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産