とかく忘れてしまいがちだが、幸福になれるのは持っているものに気づき、それに感謝の念を抱いたときです。
私たちは、資本主義という世界に生きているから、なかなか自分の欲望を制御することが出来ない。欲望の自己増殖を抑えて、足りることを良しとすることが出来ない。
いつも何かが足りない状態に置かれている。
だから、自分が今持っているものに気が付き、その持っているものが、素晴らしいものだと思えれば、欲望の自己増殖から、自由になれる。
そうなると、私たちは、今が幸せなことに気がつくのです。
私たちは、自分が何を持っていて、何がないのか、そのことを吟味してみよう。
自分の持っているものは、案外、皆も持っているものかもしれないが、皆が持っているということは、実は、素晴らしいからこそ、持っているのです。
そして、自分が持っていないものは、案外皆も持っていないものです。
だとすれば、それは、持つ必要がないものかもしれないのです。
今あるもので十分だということに気づく時、幸せがやってくるのです。 ☆(Koga)