僕は二十歳だった。
それが人生でもっとも美しい時だなんて、誰にも言わせない。
なにもかもが若者を破滅させようとしている。
私は、若い頃、60歳で死んでしまいたいと思っていた。
もっと言えば、早く死にたいといつも思いながら、一生懸命生きていた。
それはなぜか。
醜くなる自分を自分で見るのが嫌だったからです。
しかし、そんなことはない。
人間は、若い頃より醜くなったとしても、歳相応に美しいからです。
だから、若い頃が一番美しいという言葉に騙されないようにしたい。
歳をとっても、歳なりに美しいのです。
その時々の美しさがあるのです。
それこそ、人生を歩んでなければそれは分からない。
だからこそ、若い頃を、無駄にしてはいけない。
努力をして自分を磨くことです。
そうしないと人生の後半が辛くなる。
老いた自分を想像して、若い頃に自分を磨くことです。
人生は、その時々に、私たちに色々な楽しみを与えてくれる。
美しさも楽しい時間も。
その与えてくれるものと自分の価値は、イコールです。
つまり、与えてくれるものに値する人間なのです。
だからこそ、素晴らしいものを人生が与えられるような人間になるために努力していこう。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産