私はもっとも正しい戦よりも、もっとも不公平でも平和を好む。
これは、私たち全員の願いです。
イスラム過激派の大義名分は、正義のための戦争だろうが、そんな正義よりも重要で大切なものは、人間の命です。
人間がいなければ、正義も実行されなければ、教義がある意味もなくなってしまうのです。
どんな状況であれ、まずは生命の危機がない世界こそ希求されてしかるべきです。
私たちは、ロマンチックな感情を自然に好む。
だから、何かに殉じるとか、何かを信じて、命をかけるとか、そういう自己犠牲的な思考を好む。
しかし、それは往々にして、思考停止状態になっている人が、選択する態度ではないだろうか。
誰かに先導されてそうなってしまうケースが多い。
そんな時に、この事を思い出してほしい。
正しいモノの前に、まずは、共存することが大切だということを。
違う意見でもその違う意見があることが重要で、それを全否定してしまってはいけないのです。
こういう選択肢を消して、正しさを求める時、その正しさがまやかしになっていくのです。
私たちは、現状を肯定しながら、それでもなお改善していくところを見ることです。
全面一色を目指してはいけないのです。
それこそ、全体主義になってしまうからです。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産