自分は生きている値打ちのない人間だとまで思った。
思い悩んだ末に考え付いたのが「儲けようと考えたのがいけない」ということだった。
自分は儲けなくてもいいから、この世のために少しでもできるだけのことをしようという奉仕の心だった。
人間の人生が、いっぺんに変わることがある。
それは、人生観が変わった時です。
「儲けなくてもいいから」と思い定めた時、今までの人生が変わっていくのです。
それは、今までとは180度違う人生観を持ったからです。
私たちが、人生を変えようとするならば、この人生観を根本から変えるような経験や意味の組み換えが必要です。
切羽詰まった状態、もう絶体絶命という状況、もう手はないと諦めるほかない状況に接した時に、人間は、人生観を変えて、その状況を乗り越えようと自然とする。
ここまで踏ん張れるかどうかが、人生を好転させるかどうかなのです。
そういう状況の中でつかんだものです。
私たちも人生の危機に直面した時に、逃げることなく、踏ん張って、この境地にまで至ろう。
その準備を毎日コツコツしておこう。
人生の課題から逃げても、自分についてくると肝に銘じて日々を過ごすことです。 ☆(T.Koga)長崎市の三山不動産