鉛は鉛、金は金。鉛に金メッキして、俺は金だというような顔をしないこと。
私たちは、どうしても他人の価値観を基準にして、自分を見せようとしてしまう。
鉛は鉛で良いではないか。
金は金で良いではないか。
そう考えてもよさそうだが、鉛は金より劣っていると考える人たちの基準を受け入れて、鉛を金に見せようとする。
だから、変なことになるのです。
人間は、多角的な動物です。
だから、一面的な特性を云々しても全部を表すことができない。
誰かと比べて、何かの優劣をつけても、それほど役には立たない。
ましてや、他人の人生の価値は、その人しか実感できない。
他人がどう思ってみても、全く関係ない。
自分が自分の人生をどう思うかです。
だから、人間、堂々としていよう。
自分の今をしっかり背負おう。
それこそ、自分自身なのです。
変に自分をよく見せる必要などない。
身の丈の人生こそ、素晴らしい人生なのだから。 ☆(Koga)