人生にはただ三つの事件しかない。
生まれること、生きること、死ぬことである。
生まれるときは気がつかない。
死ぬときは苦しむ。
そして生きているときは忘れている。
私たちは、何かを忘れて生きている。
何かとは何か。
それは、いつかは死ぬということです。
そして、その死は、必ず自分が望む時にやってくるものではないということです。
自殺にしても、自分で死を選ぶわけだが、それは自分がもともと望んだものではない。
ある時突然、死が浮かび、そして、死ぬタイミングを考え、そして、ある時突然、決断し、実行するのです。
私たちは、死を意識して生きていくことです。
いつ死んでも良いように、生きていくことです。
突然死はやってくる。
だから、徹底的に生きていこうと覚悟を決めることです。
今を必死に生きるが、その必死に生きる今は、死と隣り合わせの生だと自覚することです。
いつかは死ぬ私たちだからこそ、今を大切にすることです。
死を忘れて生きることは、今を忘れて生きることと同じです。
生と死はコインの裏表なのだから。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産