君子の心は思い直しができるもの。
正に「君子豹変す」ということです。
誤りを自分のメンツに拘って訂正せず、認めず、ましてや強引に通そうとする人間は、君子ではない。
君子は、思い直しが簡単に出来るから、自分の誤りに気づいたら、豹の柄のように、はっきりとその考えや行動を変えてしまうことが出来るのです。
自分のメンツに拘って誤りを訂正しなければ、簡単に他国に攻められ滅んでしまうからです。
君子という立場が、メンツを捨てさせるのです。
今のお偉いさん方とは生きる水準が違うといことです。
だからこそ、私たちは、君子のようにならなければならない。
立場なんてものは簡単になくなってしまうのだから、誤りに気が付けば、簡単に訂正し、謝罪して、考えや行動を変えて、自分を守ることです。
メンツを守ったところで、何も自分を守ったことにはならない。
そのことを私たちは、君子の嗜みから学ぶことです。 ☆(Koga)