一生涯ひとりで生きるとしたら、われわれはすべての被造物のうちもっともみじめな存在となるでしょう。
人間は、理由がなければ、生まれてこない。
人間が生まれるのは、人間と人間の交流が必ずあったからです。
その交流の結果として、私たちは、生を受ける。
だから人間は基本的に、生まれた瞬間から一人ではない。
必ず、自分の傍に産んでくれた人間がいる。
または、そういう痕跡がある。
だから、生涯を一人で生きることはないのだが、物心ついた時から、一人だったとすれば、それは、非常に辛い人生です。
誰ともコミュニケーションが取れないから、自分の存在を自分以外の人間に認めてもらうことができない。
とすれば、存在しているのかどうなのか、多分、その確証が持てない。
ここが、辛いところです。
だから、私たちは必ず、他人とコミュニケーションを取ることです。
コミュニケーションが取れれば、それだけで私たちの苦しみは和らいでいくはずです。
一人ではない。
必ず誰かがどこかで自分を見てくれているのだから。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産