困っている人に優しくしてあげると、その人がまた誰か他の人に優しくしてくれたらなあって思うでしょう。
その気持ちって、野火(のび)みたいに広がります。
私たちはやさしさの連鎖を日常的に経験しているが、その反対に無関心の連鎖も経験するところです。
ことが身近に起こると、そのどちらかを私たちは瞬時に判断し、優しさを発揮するか、それとも無視を決め込むかをする。
その判断基準は、自分にとっての利害による。
そんなことはない!と思う人も数多くいるかもしれないが、究極的には利害によると思った方が良い。
それほど人間社会は甘くはないのです。
しかし、そうだからと言って、全く利害に縛られているかと言えばそうではない。
そこは、人間の面白いところで感情がその利害を超えてしまう時があるのです。
で、私たちは、利害に縛られないように誰にとってのやさしさかを問うことです。
自分にとってかけがえのない人へのやさしさかを考えることです。
そして、その気持ちを拡大していくようにしよう。
やさしさの連鎖を、私たちはどうしても作っていきたい。
そうしなければ、世界はどんどん小さくなってしまう。
かけがえのない人として他者を捉えられるように、私たちは自分の在り方を見直すことです。あなたがいるから私もいるのだと。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産