人生の終わりに神様の前に立つとき、才能はもうひとかけらも残っておらず、「与えてくださったものはすべて使い切りました」と言えるようでありたい。
人間は、有限な存在です。
いつかは死ぬのです。
だからこそ、死を意識しながら生きていくことが大切になる。
突然、死ぬ羽目になったとしても、徐々に死を迎えることになったとしても、今までの人生を振り返って、もうこれで良し!と思って、死を迎えられるように生きることです。
しかし、私たちは、日常に誤魔化されやすい。
私たちは、毎日が、当然来るものだと思い、今日やらなくても明日は出来るだろうと高を括ってしまうことが多い。
今日出来ないことは明日出来るわけがないとは思えないものです。
明日は必ず来るものだと思っているからです。
日常が前提になっているからです。
しかし、そんな日常は、幻想なのです。
新型コロナウイルスは、完全に私たちの日常が幻想だということを証明してくれたはずです。
死を意識して生きていくことです。
日常生活の罠にはまらないことです。
明日が来る必然はない。
偶然明日が私たちに訪れるのです。
今日を徹底的に生きよう。死に向かって精一杯生きよう。
それしか、人間が出来ることはないのだから。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産