われわれは好んで他人が完全であることを求めはするが、自分自身の欠点を正そうとしない。
他人の芝生は青いということわざがあるが、私たちは、いつも他人に対しては、色々とみている。
他人の欠点は、すぐに見えるし、その欠点を直してもらいたいと強く思っているが、自分のこととなると、全く見えていない。
ましてや、欠点なんてないと思っているから、欠点を直そうなどとも思っていない。
だから、生活上の問題が発生する。
アドラーが言ったように、問題は基本的には、人間関係から生まれる。
それはそうです。
欠点だらけの人間なのに、自分のことになると、欠点の自覚はないし、他人の欠点しか見えないし、こりゃ、いつも自他が真逆の状態で向き合うのです。
問題が生まれないわけがない。
私たちは、この人間の特性を深く理解することです。
人間関係では、日本における 「お互い様」 という精神をしっかり思い出すことです。
お互い様なのです。
欠点だらけの人間同士なんだから。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
