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あさま山荘事件 19.Feb.2024

「あさま山荘事件」は、今から50年前の1972年2月19日に起きた。
銃を携えた5人の若い男が長野県軽井沢の河合楽器の保養施設・あさま山荘に侵入、管理人の妻(31歳)を人質にとり10日間にわたって籠城、包囲する警察・機動隊に対して発砲を繰り返した事件である。
10日目の2月28日に警察側が強行突入に踏み切り、人質は無事救出されたものの、警視庁第2機動隊隊長と特科車両隊の中隊長が銃撃され殉職した。
さらに4日目の22日に警備の虚をつき山荘の玄関に行った民間人が刑事と見なされて銃弾を受け、入院中の病院で3月1日に死亡、犠牲者は3人に及んだ。
28日の午後6時過ぎ、警察側からの催涙ガス弾攻撃や水攻めに最後まで抵抗を続けた5人は、山荘に入り込み機をうかがっていた機動隊員によって射殺されずに逮捕された。
5人は警察が行方を追っていた「連合赤軍」のメンバーで、坂口弘(25歳)、坂東国男(25歳)、吉野雅邦(まさくに、23歳)、加藤倫教(みちのり、19歳)、加藤元久(16歳)だった。
坂口がリーダー格で、2人の加藤は兄弟であった。☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産