険しい道こそが、偉大なる高さに結びつくのである。
私たちは、本能的に楽をしたい。
エネルギーをどんどん使ってしまわないように、省エネで生きていきたい。
しかし、実は、この本能的な生き方こそ、罠なのです。
省エネは、ある一定の段階に来た時に行うもので、それも一時的なものです。
と言っても、階段の踊り場みたいなもので、階段を上る時は、アクセル全開で、ある一定のところにくれば、省エネで、というように、繰り返されていくものです。
そして、もう一つ、本能的な生き方がある。
それは、ある高みに登りたいという本能です。
その方が安全だからです。
この生き方も実は罠です。
欲望だけに支配されてしまう可能性があるからです。
そして、相対的安全性を目指すこの生き方では、ある時、疲れてしまう。
エネルギーが切れてしまうのです。
だから、私たちは、絶対的安全性を目指すことです。
自分自身との闘いに向かうことです。
安楽な道ではなく、また対他競争のせめぎ合いの道でもない。
自分自身に挑戦する険しい道を選ぶことです。
疲れないように、省エネの時もあってよいし、階段を駆け上がる時があっても良い。
安住の地に留まらないことです。
対自競争をしていくことです。
昨日よりも今日、今日よりも明日を目指すことです。
それこそが、険しい道なのです。 ☆ (T.Koga）長崎市の三山不動産
