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如月 1.Feb.2019

今日から2月(如月)です。
如月は 「きさらぎ」と読みます。
もちろん旧暦2月のことを意味しますが、本来、新暦では3月頃を指す言葉です。
ただし、新暦(現行歴)でも 2月の異名として使われています。
「如月」という漢字は、中国最古の辞書といわれる『爾雅(じが)』の中にある、とある記述に由来しています。
「二月を如となす」という一文です。
「如」とは、従うというような意味です。
ここでは、何か1つが動き出すと、それに従い他のものも次々と動き出すという意味で使われています。
つまり、春という季節は万物・自然・草木などが、次々に動き出す頃であることを表しています。
日本でこの漢字が「きさらぎ」と読まれるようになったのにも、いくつか 由来があります。

・衣更着:寒さがぶり返し、衣を更に着る月であるから

・生更ぎ:春に向かって草木が生き返り、芽吹く季節であるから

・気更来:陽気がさらに増す季節だから

・来更来:お正月に迎えた「春」が、更に春めいてくるから
最も有力といわれるのが「衣更着」です。
現在の3月頃の、徐々に暖かくなる時期に寒さがぶり返し、一度脱いだ衣を更に着る月だったという説です。
1年の中で最も寒い時期であるため、衣を何枚も重ね着するという考え方もあります。

しかし、旧暦の如月は現在の3月中旬頃の、日増しに暖かくなる季節を表しているため、考え方を改める必要があります。 ☆ (T.Koga)長崎市の三山不動産