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思い出 25.May.2017

古き良き時代は、すべての時代は古くなると良くなるもの。
思い出は、必ず美しいものになる。
それは、時間の経過とともに、色々な意味を自分でその過去に与えて、その過去を自分なりに都合の良いものにしてしまうからです。
そうしないと、自分の生きてきた時間が何の価値もないものになってしまうからです。
だからこそ、全ての時代が良いものになっていくのです。
そう書くと、ちょっと待てよと思う方もいるかもしれない。
全ての時代が良いものになるのか。
本当かと。
70数年前のあの時代もそうなのかと。
東京大空襲のあの時のことも、良い思い出になるのか。
そんな前でなくてもよい。
東日本大震災の時は、どうなのかと。大きな痛手さえも、良い思い出になるのか。
それは、過去をどの状況で見るかで決定される。
今が不幸であれば、過去の中の良い点を人間は、少しでも引っ張り出してくるものです。
古き良き時代を思い出す時、今の不満を思っている場合も多い。
また、もし現在が良ければ、自分の嫌な過去は、今を用意してくれた良い過去になっていく。
つまり、過去の出来事は、全て、時間の経過とともに良いものになってしまうのです。
だからこそ、逆に、古き良き時代で過去を終わらせてはいけないのかもしれない。
ノスタルジックに過去を見るだけではダメなのです。
未来につながる過去として冷静に見るべきなのかもしれない。 ☆(Koga)