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元日 1.Jan.2017

みなさん、新年明けましておめでとうございます。
元旦という言葉は、お正月の年賀状に使うくらいで、普段はあまり気にすることはありません。
しかし、「元旦の意味は?」とか、「正しい使い方をしていますか?」と言われると、少し考えてしまいます。
そこで、元旦と元日の意味を確認して、両者の違いを明確にしていきましょう。
まず、元旦の意味から確認していきましょう。
「旦(たん、だん)」の字は、朝(あさ)という意味を持っています。この字を使う熟語を挙げてみると
o 旦明(たんめい)−夜明け、明け方
o 旦夕(たんせき)−朝晩
o 旦日(たんじつ)−明朝、明日
o 早旦(そうたん)−早朝、朝早く
o 平旦(へいたん)−夜明け頃
などがあります。
「旦」の字は、「日」が太陽を、その下の「一」が地平線を表わしていて、地平線の上に太陽があること、つまり朝や日の出を意味するといわれています。
一方、「元」の字は、一番はじめという意味がありますから、『元旦』は 1月1日の朝を意味することになります。
そして、もともとはこの意味で使われてきましたが、近年では 1月1日の意味でも使われることが一般的になりつつあります。
『元日』の場合は、一番はじめの日ということになるので、1月1日を意味することになります。
そして、元日は国民の祝日* の名前でもあります。
* 祝日については、こちらをご覧ください。
⇒ 祝日と祭日
なお、お隣の国・中国では、元旦は 1月1日を意味しますが、「元日」という言葉は使わないそうです。
ここで、元旦と元日の意味の違いをまとめると次のようになります。
元旦 … 1月1日の朝、または 1月1日
元日 … 1月1日
使い方で気をつけたいのは、重複してしまうことです。
「1月1日 元旦」や「1月 元日」といった使い方は、誤っていることになりますね。
o 『元旦』は本来、1月1日の朝を意味しますが、1月1日の意味で使われることも一般化してきました。
o 『元日』は、1月1日を意味します。 ☆(Koga)